中田英寿選手、現役引退公表
【2006年7月4日】 読売新聞によると、サッカー日本代表選手の一人・中田英寿さん(29歳)が自身の運営するホームページで現役選手から引退することを公表した。
中田さんのホームページによると、中田さんは「私自身は半年ほど前からワールドカップ選手権ドイツ大会を最後に現役を退こうと決めていた。今後は新たな自分探しをしたい」と引退をする理由を述べている。
日刊スポーツ、朝日新聞、読売新聞によると、中田さんは1977年山梨県出身。韮崎高校を経て1995年にJリーグの平塚(現・湘南)ベルマーレ入団。その後1998年にイタリアのペルージャに移籍し、その後同じイタリアのローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナでプレー。ローマでは2000-01年シーズンのセリエA(イタリア1部)優勝を経験。また2001-02年にはパルマでイタリアンカップ(日本の天皇杯相当)にも優勝した。2005-06年にはイングランド・プレミアリーグのボルトンにレンタル移籍し21試合出場した。
また日本代表としてもワールドカップ選手権に1998年フランスから2002年日韓大会、そして今回のドイツ大会の3大会連続で出場するなど、合計77試合に出場し11点を挙げた。また1996年に行われたアトランタ五輪における代表メンバーとしても出場し、ブラジルを下す大金星「マイアミの奇跡」を起こす原動力ともなった。
出典
編集- YOMIURI ONLINE 『中田英寿選手が現役引退表明』 — 読売新聞, 2006年7月3日
- asahi.com 『サッカー日本代表、中田英寿選手が現役引退へ』 — 朝日新聞, 2006年7月3日
- nikkansports.com 『引退発表、中田英寿の略歴はこちら』 — 日刊スポーツ, 2006年7月3日
- YOMIURI ONLINE 『欧州移籍のパイオニア、毅然と潔く』 — 読売新聞, 2006年7月4日
- 中田英寿 『nakata.net「人生とは旅であり、旅とは人生である」』 — 中田英寿, 2006年7月3日