中学生を入れ墨の「練習台」にしたとして男を逮捕

【2010年9月9日】

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ウィキペディア刺青(入れ墨)に関する記事があります。

産経新聞読売新聞によると、兵庫県警は、知り合いの中学3年生の男子生徒(15歳)の背中の一面に『不動明王』と見られる入れ墨を彫ったとして、神戸市須磨区在住のアルバイト・木村亮太容疑者(20歳)を、兵庫県青少年愛護条例違反(入れ墨行為の禁止)容疑で、9月8日UTC+9)に逮捕した。

読売新聞が同県警の発表として伝えたところによると、木村容疑者は、同年7月から8月にかけて3回に亘り自宅で、同市灘区在住の男子生徒が18歳未満であることを知りながら、背中に入れ墨を彫った疑いが持たれている。木村容疑者は容疑を認めている模様である。

産経新聞が同県警の話として伝えたところによると、入れ墨の技術を習得したばかりの木村容疑者は、「入れ墨を入れたい方、タダで施します」などと自分のブログに書き込み、“練習台”になる人を募集していた。被害に遭った男子生徒は、肩に小さく(読売報道では「ファッションとして」)入れてもらおうとして木村容疑者に連絡を取ったが、背中一面に「不動明王」を彫られたという。

読売新聞によると、男子生徒は、「半袖になると(入れ墨が)見えるから、背中に彫ろう」と木村容疑者に勧められ、「嫌だったが、怖かったので言えなかった」と話している模様である。始業式が行われた9月1日に、男子生徒の通う中学校の教諭が、噂を聞いて入れ墨を確認したことで発覚した。

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