中学生の息子に首輪をつけて虐待

【2006年11月26日】 西日本新聞によると、大阪府警察本部捜査一課と豊能警察署は25日、中学2年生の長男(14歳)を脚立の上に正座させたり、首に(首輪)を付けたりするなどの虐待行為を行ったとして、母と、同居の男の2人を、傷害の疑いで逮捕した。

逮捕されたのは能勢町スーパー店員、北寿々代(39歳)と、同居していたコンビニエンスストアー店員、宇田克巳(34歳)の2容疑者。「しつけを超えた暴力だった」と容疑を認めている。

警察の調べによると、2人は8月下旬から自宅の応接間で長男が勉強しなかったり、居眠りをしたとして、折りたたみの脚立の上に座らせて膝に竹刀金属バットなどを挟んだり、首に鎖を巻いて柱に固定したりして、両足に2週間の打撲を負わせたとされる。

東京新聞によると、この長男は妹(10歳)、北容疑者(母)と祖父母を含めた5人家族。しかし、3年前に北容疑者と仕事先で知り合った宇田容疑者が、北宅に「長男の生活を監視する」として同居していた。両容疑者は長男の顔ににきびができないようにと、食事もごはん味噌汁程度しか与えなかった。同級生は「空腹のあまり友達から弁当を分てもらうことあった」と話した。

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