中学生が6対6で乱闘、4人を決闘罪で書類送検 - 大阪府警

【2009年11月22日】

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ウィキペディア決闘罪ニ関スル件に関する記事があります。

読売新聞産経新聞によると、大阪府警少年課と西堺署は、中学生計12人が6対6に分かれ殴り合いの喧嘩をしたとして、決闘容疑などで堺市立中学校2校の14歳の男子生徒4人を書類送検し、当時13歳だった8人を同罪の非行事実で児童相談所に通告した。

産経新聞によると、送検容疑・非行事実は、7月14日午後4時半頃、堺市内の空き地で6人対6人で決闘を行い、参加した13歳の男子生徒2人に顔面骨折や頭部打撲などの怪我をさせたというもの。決闘に加わった生徒らは、この数日前から「メンチを切られた」などの理由で対立しており、グループのリーダー同士が携帯電話で連絡を取り日時を指定し、メンバーを選抜した上で決闘に臨んだという。また、両新聞によれば、決闘に当たっては、生徒らは「武器は使用禁止」、「複数で1人を攻撃できる」、「(どちらかのグループ全員が)降参(ギブアップ)すればそれ以上は手を出さない」などといったルールを事前に決めていた。

産経新聞によると、決闘罪は、江戸時代からの果たし合い仇討ちを防止するために1889年(明治22年)に定められ、2年以上5年以下の懲役が科せられ、立ち会いや場所の提供も罪に問われる。大阪府警によると、決闘容疑で摘発されるのは同府内では11年ぶりで、記録が残っている過去20年間では2件目だという。

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