中央競馬2008年度開催日程決まる

【2007年11月21日】

サンケイスポーツによると、日本中央競馬会(JRA)は11月19日に行った経営委員会で2008年度の事業計画を以下のように決定した。以下はサンスポとJRAニュースリリースの出典に基づく。

開催日程

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  • 開幕は1月5日に金杯中山京都で行われ、年末は12月28日に行われる有馬記念(中山)まで。
  • 有馬記念を繰り下げたことにより、日本ダービーは6月1日に行うなど、平年よりGI(JpnI)の日程が1週程度ずれている。
  • また3連休の変則開催を9月と11月に次の通り行う。いづれも3競馬場で行われるレースを1日辺り2場ずつ振り分ける。
    • 9月13日-15日 13日に中山・札幌、14日に中山・阪神、15日に阪神・札幌。
    • 11月22日-24日 22日に東京福島、23日に東京・京都、24日に京都・福島。
  • それ以外は原則として毎週土曜日・日曜日のみで全10場・36開催288日間のスケジュールに変更はなし。
  • また1開催の開催日数が8日(固定)から最大12日以内に見直されたことを受けて、福島と中京の日程日割りも見直された。2場とも年間24日は変わりないが、福島第1回(春季)と中京第3回(年末)が6日間、福島第3回(秋季)と中京第1回(春季)は10日間となった。スポーツニッポンによると、これはレース馬場保全の関係のためである。

重賞レースの変更点

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払戻金

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  • 2008年度から全てのレースで払戻金が100円となる元返しの馬券を10円上乗せする「JRAプラス10」をスタートさせる。
  • また東西金杯、ダービー、有馬記念の4レースと、有馬記念当日の3場の特別全10レースの合計14レースの馬券を対象に、売り上げの5%相当を上乗せする「JRAプレミアム」も行う。但し2008年度は上述14レース以外では行わないこととしている。

その他

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  • 父内国産馬市場取引馬のみを対象とした限定競走が廃止され、マル父・マル市の記号が出走表から消えることになる。これで中日新聞杯はマル父限定から混合戦となる。

出典

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