中央競馬、秋からも3連単全レース発売を継続

【2008年9月8日】 スポーツ報知と日本中央競馬会(JRA)によると、JRAは9月1日、馬番号3連勝単式(3連単)の全レースでの発売を9月13日からの秋季競馬以後も継続して行う事を発表した。

JRAは7月からの夏季開催「サマーステージ」の期間中、3連単の全レース発売を試験的に実施したが、その売り上げは前年の同時期に比べて2.8%の増額。また一昨年のそれと比べても0.1%の増加だった。特に新たに発売された前半8レース分では前年比16.5%と売り上げを伸ばした。また全ての賭け式における3連単の占有率も39.7%で、ファンからも好評だったことと、運用上の問題もなかったという事で、3連単全レース発売を続ける事を決めた。

なお、スポーツニッポンとJRAによると、関西地区の場外発売所(ウィンズ)のうち、ウィンズ京都梅田の2ヶ所は原則として阪神京都の開催に限り3連単全レース発売を行うが、祝日を含めた3日間開催のうち、関西での開催がない9月13日の中山と11月22日の東京開催についてはそれぞれ中山、東京の全レースで3連単を発売する。またウィンズ梅田に関しては、B館の改修に伴い発売レースを制限しているが、GI・JpnI(グレードワン)の開催日については更に発売レース数を制限する予定である。

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