中国産のそうめんを「三輪そうめん」と偽装、業者3人逮捕
【2007年10月11日】
朝日新聞によると、中国産そうめんを奈良県特産の「三輪そうめん」と表示を偽って販売したとして、兵庫県警生活経済課などが10月10日、大阪府在住の食品会社関係者3人を不正競争防止法違反(虚偽表示)で逮捕した。3人とも容疑を認めているという。
逮捕されたのは貝塚市の食品卸会社元役員・直本治郎(62歳)と、同市在住の卸売業・加藤弘行(46歳)、それに大阪市の食品販売会社長・高橋浩幸(47歳)の3容疑者。
日刊スポーツによると、この3人は今年5-8月に神戸の輸入業者から中国産そうめんを大量に仕入れ、それを大阪府内にある倉庫で「三輪そうめん」と書かれたラベルを貼付して偽装した疑いがもたれている。なお、高橋容疑者は今年8月にエバラ食品の調味料の賞味期限を改ざんして出荷した行為で不正競争防止法違反容疑で逮捕されていた。
出典
編集- asahi.com 『偽装三輪そうめん事件で3人逮捕 兵庫県警』 — 朝日新聞, 2007年10月10日
- nikkansports.com 『中国産を三輪そうめんと偽って販売』 — 日刊スポーツ, 2007年10月10日