世界遺産・姫路城に100件以上の落書き

【2009年3月5日】

朝日新聞毎日新聞によると、世界遺産姫路城兵庫県姫路市)の西の丸の渡り櫓や天守閣などで、相合傘や個人名などが刻み込まれるなどの落書きが、100件以上発見された。

朝日新聞によると、西の丸は、江戸幕府2代将軍徳川秀忠の娘・千姫が暮らしていたことで知られる。このうち、長さ約250メートルの棟続きの建物・『百間廊下』(重要文化財)から、落書きが見つかったという。

同新聞によると、姫路市は、落書きを消去するために建物を削った例は無いとして、着色して目立ちにくくすることなどを検討しているという。

同新聞によると、今回の落書きは、防犯カメラから死角となっている位置で起こっており、また、百間廊下を訪れる観光客は、比較的少ないため、「観光客のマナーに頼るしかない」などの声も聞かれる。

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