不二家製品の販売中止相次ぐ

【2007年1月17日】 日刊スポーツによると、不二家洋菓子に期限切れ牛乳などが材料として使われていた事件を重く見て、大手のスーパー百貨店などに不二家の全商品を店頭から撤去し販売を中止する動きが出ている。

イオンセブン&アイダイエー西友ローソンの各店舗が15日までに不二家のすべての商品を店頭から撤去した。このほか既に東急ストアークイーンズ伊勢丹長崎屋なども販売を自粛している。

読売によると、不二家フランチャイズ店707店の内、16日までに700店が休業している。またこのほかの不二家の店舗187店の内、97店が休業している。また、洋菓子の販売・製造自粛後もペコちゃん焼きという大判焼きを独自に販売していた新宿区の飯田橋神楽坂店も、予約以外は全て販売を中止すると掲示して、15日午後に閉店した。

また朝日新聞の報道によると、不二家は1月16日、新たに賞味期限が切れた原料を使っていた洋菓子の商品について18件調査し、そのうちベトナムコーヒーゼリー、杏仁豆腐、アップルパイ、スウィートポテトなど12品目で賞味期限が切れた原材料などを使用したことを明らかにしたが、出荷個数は製造年月日不明として発表をしていない。

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