不二家、洋菓子販売を休止

【2007年1月13日】

日本経済新聞によると、不二家の藤井林太郎社長は11日に記者会見を開き消費期限切れの牛乳を使用した洋菓子の製造を2006年11月に出荷したことを認め、品質管理体制が整うまで洋菓子の製造と販売を全面的に休止すると発表した。

不二家では、シュークリームアップルパイなどに期限切れの材料を使用し、プリンの消費期限を1日延ばしたことなどを記者会見やウェブサイトで公表した。

朝日新聞によると、不二家の各工場を管轄する保健所では、食品衛生法に基づき、立ち入り検査を実施。大阪府は、「使用が認められない」との見解を厚生労働省に報告。北海道新聞によると、札幌保健所でも札幌工場に対して「使用が認められない」と見解した。

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