ローマ教皇ベネディクト16世、2月末に辞任へ
【2013年2月11日】
共同通信によると、ローマ教皇ベネディクト16世(第265代[1])が2月末をもって教皇を退位することを、ローマ教皇庁(バチカン)の報道官が明らかにした。
また、朝日新聞によると退位の理由として、同報道官は「教皇の職務を続けることが難しくなってしまった。教会のためにも、退位することにした。」とベネディクト16世が11日に開かれた会議で発言したことを明らかにしている。
共同通信によると、ベネディクト16世は2005年4月に教皇ヨハネ・パウロ2世の後を継いで教皇に選出されていた。また、産経新聞によると教皇が自らの意思によって辞任するのは教皇グレゴリウス12世以来600年振りのこととしている。
産経新聞によると、教皇の退位に伴う新教皇の選出は、3月末の復活祭までに実施されるという。
注釈
編集- ↑ 朝日新聞より
情報源
編集- 共同通信 『ローマ法王が月末に退位 6百年ぶり、高齢で重責果たせず』 — 47NEWS, 2013年2月11日
- 石田博士 『ローマ法王、28日に退位「職務継続が難しくなった」』 — 朝日新聞, 2013年2月11日
- 産経新聞 『ローマ法王が28日に退位 高齢を理由に 3月末までに新法王選出へ』 — MSN産経ニュース, 2013年2月11日