ロシア政府がカムチャツカから千島列島で強い地震の恐れとして準備を開始
【2005年8月26日】
ロシア連邦の非常事態省が17日、カムチャッカ州や千島列島でM7.2前後の強い地震が今年12月までに発生する恐れがあるとして、救出活動や支援の準備を開始したとTBSが22日報じた。
ロシア・ノーボスチ通信によれば、国際地震予知研究所が「70%の確率で、今から今年12月までの期間にM7.2程度の地震がカムチャツカから千島列島にかけて発生する恐れがある」とのレポートを発表したことに基づいて準備がなされている。
30人ほどの救助隊員が12月まで地震警戒地域に派遣されることになっているほか、8月中に医療用品と救助器具が輸送され、9月には救急病院が設営される予定である。
出典
- 『ロシア政府北方領土で強い地震の恐れ』 — TBS News i, 2005年8月23日
- "Powerful earthquake could strike Kamchatka"。RIA Novosti、2005年8月17日。