レユニオンでチクングンヤ熱、77人死亡

【2006年2月26日】

チクングンヤ熱を媒介するネッタイシマカ、米国農務省による(参考)

ロイターによると、フランス海外県のレユニオンチクングンヤ熱が流行し、15万7,000人に感染し、内、現在までに77人が死亡した。罹患者は78万の島民人口の5分の1にあたる。この対策のため、26日、フランスドミニク・ガルゾー・ド=ビルパン首相が現地入りした。

チクングンヤ熱は1952年に最初に東アフリカで確認された病気であるが、朝日新聞によると、2005年春に始まった流行が12月に拡大した。現在、レユニオンの他、モーリシャスセーシェルなどのインド洋西部島嶼部に拡大している。26日のロイターはモーリシャスで962人に感染していると伝えた。日本の外務省によるとセーシェルでは1,255人の感染を世界保健機関(WHO)が今月に入り確認している。また、ロイターによればフランス本土でも似た症状が見られている。

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