ルワンダ、コンゴ民主共和国国籍の6人を国外退去に

【2005年9月1日】

ルワンダの地図。湖をはさんで北西がコンゴ民主共和国、北がウガンダ。南はブルンジ。

1日の新華社通信他によると、ルワンダ政府は、コンゴ民主共和国国籍の6人に国外退去を命じた。6人は首都キガリおよびギセニィ(Gisenyi) 州で逮捕されていた。ルワンダ警察のメリー・ガホンジレ警部は8月31日、6人は不法滞在者で、ルワンダ国内で治安維持に反する非合法活動をしていたと語った。

逮捕された者のうちには、難民を装ってコンゴ民主共和国政府から派遣されたものがいると、別の警察関係者が語ったと、ルワンダの『ニュー・タイムズ』紙は付け加えている。

同紙によれば、ルワンダを国外退去となったコンゴ民主共和国人は、ブルンジの難民キャンプに送られると情報筋が語った。この場合、難民の資格が得られる一方、活動は大きく制限される。

8月24日及び25日、ウガンダ・ルワンダ・コンゴ民主共和国の3国の代表からなる合同委員会がもたれ、それまでの合意を確認するコミュニケが出された。コミュニケでは、治安維持について、民兵、テロリスト、地域の安定に脅威となる犯罪者の武装解除を追求するとしている。『ニュー・タイムズ』紙によれば、また、この委員会は、犯罪者引渡し協定を3国が将来結ぶことで合意した。

出典


この記事はアーカイブされており、原則として編集ができません。

ウィキニュースに掲載された記事は、執筆・公開された時点のものであり、公開後に発生・判明した出来事や知識を網羅しようとするものではありません。

訂正がある場合、訂正内容とともに{{editprotected}}テンプレートをトークページへ追加することで管理者目に留まるようになります

なお、方針により、アーカイブされた記事内容の変更・更新は行わず、文法や書式の修正依頼などのみ受け付けています。

なお、掲載されている情報源や外部リンクの中には、時間の経過によりオンライン上で利用できなくなったものがあります。