ライブドア支援にUSENが名乗り

【2006年3月15日】 朝日新聞、ITmedia News、中国新聞の3月14-15日の報道によると、インターネット事業関連企業のライブドアの経営支援に、有線放送事業で日本最大手であるUSEN(ユーセン)が名乗り上げていることが14日わかった。

朝日新聞によると、USENがライブドアの株式の大半を買収してライブドアを傘下に収める計画を持っているほか、ライブドアの株式12.7%を保有しているフジテレビの株式譲渡も検討しているという。しかし、ライブドア広報は「昨日(3月13日)の平松庚三社長の会見で、複数社から支援の話があるものの、特定の企業1社と深く提携交渉する事実はないと話した」(ITmedia Newsから)とコメントしている。また、USEN、フジテレビも、検討はしているが既に決定した事実はないとしている。

朝日、中国新聞とウィキペディア日本語版によると、USENは1964年に大阪有線放送社として設立され、有線放送を核として、カラオケ、光ファイバーによる高速大容量通信などに進出。2005年8月期連結売上高は1,541億4,800万円である。近年はインターネットを使った無料放送サービス「GyaO」(ギャオ)も重点分野と位置づけている。


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