モザンビークでマグニチュード7.5

【2006年2月23日】

震源の位置

米国地質研究所は22日午後10時19分9秒(UTC、現地時間23日午前0時19分9秒、日本時間23日午前7時19分9秒)に、モザンビークでマグニチュード7.5の地震があったことを発表した。

震源地はモザンビーク中部の港湾都市ベイラの南西220km、モザンビークの首都マブートの北530kmの、南緯21.215度東経33.337度。震源の深さは10km。

NHK、およびAP通信の情報による共同通信は、ベイラで建物1棟が倒壊するなどの被害が出ていると伝えた。

南アフリカ放送協会(SABC)は、南ア時間 (UTC+0) 24日午前6時15分、少なくとも2人が死亡した他、28人が負傷したと伝えた。またモザンビークのアルマンド・グエブザ大統領が国営放送で演説し、市民に平静を呼びかけるとともに自宅へ帰るよう呼びかけたと伝えた。南アフリカ放送協会によれば、この放送で、グエブザ大統領は、政府はいまだ事態の掌握に努めていると語った。

南アフリカのオンラインニュースサイト、インディペンデント・オンラインは、23日午前11時付で、SAPA通信電により、南アフリカのプレトリアやジンバブエのハラレなどでも地震が感じられたと伝えた。SAPA=インディペンデント・オンラインは、「少なくとも3回の有感余震があった」とする南アフリカ地球科学協議会のコメントを伝えている。

震源の位置

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