ミツバチの大群襲来、2日連続で電車が止まる―奈良県JR高田駅
【2006年5月30日】
朝日新聞、神戸新聞によると、奈良県大和高田市のJR和歌山線・高田駅で30日午前6時半頃、構内に停車していた普通電車の車内に数十匹の蜂が飛んでいるのを乗客が発見し、駅員に通報した。和歌山線は駆除作業のため運転を見合わせていたが、1時間後に車両を変更して運転を再開した。このため、上下線計16本が運休、20本が遅れて、約1万人に影響がでた。
車内に入った蜂は体長1.5cmほどでミツバチとみられている。乗客は駅員の誘導で避難し、刺された人はいないという。蜂は、駆け付けた消防隊員と駅員らによって殺虫剤で駆除された。
高田駅では、前日の29日夜にもミツバチの大群がホーム内のライトに集まり、停車中の電車に入るという騒ぎがあった。その後、駅員らが駅周辺でミツバチの巣を探したが、発見されていなかった。JR西日本は、業者に駆除を依頼する予定。
出典
編集- 『ミツバチが2日続けて電車を止める 奈良・JR高田駅』 — 朝日新聞, 2006年5月30日
- 『電車にハチ、乗客避難』 — 神戸新聞, 2006年5月30日