ミス・インターナショナル世界大会 吉松さんが日本人初のグランプリに

【2012年10月22日】

Sponichi Annexによると、 10月21日に「ミス・インターナショナル」の2012年世界大会が那覇市で開催され、日本代表として出場したモデル吉松育美さん(25)が優勝した。 今大会の日本人による優勝は初めてとなる。同大会の日本人による過去最高位は、2002年に出場した漆島華さんの3位であった。 なお、吉松さんは今回の優勝に加え、報道関係者によって選出される特別賞の「ミスフォトジェニック」にも選ばれた。

Sponichi Annexによると、 吉松さんは佐賀県鳥栖市出身。 父である幸宏さんは、かつてモスクワ五輪(日本は不参加)の選手選考で、400メートルハードル代表選手として選出された経緯がある。吉松さん自身も鳥栖高時代に、高校総体100メートルハードルで優勝の経験があり、現在でもランニングを趣味としている。 なお、吉松さんは今年3月に鳥栖市の観光大使に任命された。

Sponichi Annexによると、 「ミス・インターナショナル」は1960年に初開催され、今回で52回目の大会となる。同大会は、「ミス・ワールド」や「ミス・ユニバース」に並ぶ世界のミスコンテスト三大大会のひとつとして構成されている。 nikkansports.comによると、 「ミス・インターナショナル」の沖縄開催は本土復帰40周年を記念して行われたものであり、前回1975年に沖縄海洋博のプログラムとして開催されて以来、37年ぶりの同大会開催となった。なおSponichi Annexによると、同大会は沖縄県による誘致活動によって、2021年まで同県で毎年開催されることが決定した。

nikkansports.comによると、 今回の「ミス・インターナショナル」には69カ国・地域から代表がエントリー、10月1日から現地へ入った。 各代表は「平和と美の親善大使」としての役割を併せ持ち、石垣島宮古島への訪問といった地域交流イベントにも協力を行った。

Sponichi Annexによると、 吉松さんは「夢の中なのか、現実なのかわからなかった。もちろん優勝(グランプリ)をするつもりで大会に臨んだが、優勝できてうれしい」と今回の優勝の喜びを表した。

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