ミスタードーナツ、飲料に期限切れシロップを使用

【2007年11月1日】 日本経済新聞によると、ミスタードーナツで発売していたミルク飲料「フルーティーミルク」に賞味期限が切れたシロップを使っていたことが判り、同チェーン店を運営するダスキンは10月31日、この商品の発売を中止にした。

問題の商品は日本各地36都道府県の181店舗・1075杯発売されたもので、シロップは10月1日に賞味期限が切れていたメロン味とストロベリー味の2つに使っていた。同チェーン店の本部スタッフが9月25日の段階で「10月1日に賞味期限が切れる」旨をメールで連絡したが、店側がそれを見落としていた。このことから10月30日に同本部スタッフが九州地方の5つの店で在庫を確認したところ、この事態が発覚した。なおデイリースポーツによると、飲んでも健康への問題はなく、客からの苦情もなかった。

日経とデイリースポーツによると、この商品は3月に沖縄で試験的に発売後、6月6日から全国各地で夏季限定の商品として発売し、メロンは21万杯、ストロベリーは51万杯をそれぞれ販売し、完売後で販売を終了する方針となっていた。ダスキンは「ご心配をかけて深くお詫びします。今後は再発の防止に努めて細心の注意を払う」と謝罪した。

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