マイケル・ジャクソンさん、ドバイの女子トイレでメイク

【2005年11月18日】

16日のAP通信などによると、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイを訪れたマイケル・ジャクソンさんが、女性用のトイレでメイクをしているところを目撃され、その後警察に連行された。

13日付の現地英字紙「ハレーイ・タイムズ」によると、現地時間12日午後9時半(UTC+4、日本時間13日午前3時半)、ドバイ市内のショッピングセンター「イブン・バトゥラ・モール」の女子トイレに、市内の学校の教師をしているチュニジア出身の女性(37)が入ってきたところ、ジャクソンさんを発見したという。ジャクソンさんは、Tシャツにズボンを履いていた一方、ドバイの伝統的な女性の装束である「シェイラ」と呼ばれるスカーフを頭部に付けていた。この女性が携帯電話でジャクソンさんを撮影したところ、ジャクソンさんが写真を取り返そうとして追いかけたという。チュニジア人の女性は写真を渡すことを拒み対価を求めたところ、ジャクソンさんに付き添っていた女性2人が、この女性に人目につかないところで座って交渉するよう持ちかけたため、女性が警察に通報した。警察では、この女性にアラブ首長国連邦の法律ではこうした対価を求めることが出来ないことを説明し、この女性は写真の消去に同意した。

AP通信などによれば、ジャクソンさんが女子トイレにいた理由について、ジャクソンさんの広報担当は、アラビア語が読めなかったためとしている。

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