ペンタックスとHOYA経営統合へ

【2006年12月23日】 アスキー24によると、日本精密機械カメラメーカー・ペンタックスと、レンズメーカー・HOYA(ホーヤ)は12月21日、2007年10月1日に新会社「HOYAペンタックスHD株式会社」を設立して経営統合することを発表した。新会社の存続会社はHOYAで、合併比率はペンタックス1株:HOYA0.158株を割り当てる。

読売新聞によると、統合後の新会社ではHOYAのメインである光学レンズとペンタックスが得意としている医療用光学機器部門を中心事業と位置づける。ペンタックスはデジタルカメラが全体の売上高の約半分を占めていたが他社との価格競争から2006年3月期決算では2期連続減益となるなど経営不振が続いていた。対するHOYAは日本国外でのメガネレンズやパソコン関連機器の売り上げが好調であることから、事実上はHOYAがペンタックスを救済合併した形と報じている。

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