ペルーでM7.5の地震、少なくとも4人が死亡

【2005年9月27日】

地震の位置

ペルー当局と米国地質研究所によると、ペルー北部で現地時間25日午後8時56分(日本時間26日午前10時56分)ごろ、マグニチュード7.5の地震があったとCNNが26日報じた。CNNは少なくとも4人が死亡したと伝えた。

米国地質研究所によると、震源は首都リマから約720km北で、ペルー北部の都市モヨバンバの80km北東にあたる、南緯5.614度、西経76.371度。震源の深さは132.3km。CNNによれば、震源の深さは85km。

CNNはまた、AP通信の報道として、家屋の倒壊による住民の死亡を伝えている。被害はモヨバンバを中心に起こっている。家屋の倒壊は100棟に上り、停電や電話の不通が伝えられる。太平洋岸のチクラヨでは、ラン・ペルー航空の旅客機が着陸できず、リマに行き先を変更した。毎日新聞の伝えるAP通信によると、ラマスの町では1人が倒れた建物の下敷きとなって死亡した。倒れたり壊れたりした建物は38棟。またAFP通信は、約20人が負傷したと伝えている。

地震はコロンビアのボゴタやエクアドルでも感じられた。

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