ベラルーシで爆破テロ、46人が負傷
【2005年9月25日】
22日、ベラルーシの都市ヴィテブスクで爆弾により46人が負傷した。22日現地時間の夕方、市内の大型カフェで爆発が起こった。カフェは屋根のないオープンエア方式でダンスフロアもあり、多くの客が集まっていた。爆弾はカフェの隣の花壇に仕掛けられていた。AP通信によれば、動機などは不明である。
翌日23日、緊急事態省は、46人のうち25人が依然入院していると発表した。また同省の担当者は、4人は重症で集中治療室にいると語った。
ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は、テロに警戒するよう市民に呼びかけた。ルカシェンコ大統領は、ベラルーシ青年同盟の第39回総会での演説で、市民に司法当局への協力を呼びかけた。
同市では15日にも爆破事件があり、この事件の容疑者もいまだ見つかっていない。AP通信によれば、15日の爆破事件では、金属製の小さい容器に釘をつめた爆弾がバス停近くの花壇に仕掛けられ、2人が負傷した。 英語版ウィキニュースの翻訳に基づきます。
出典
- "46 People Injured in Belarus Explosion". Associated Press, Sept 23, 2005
- "Belarussian president says Vitebsk explosion was not terrorism". China View, September 23 , 2005
- "Blast in Belarus Wounds at Least 46". Voice of America, September 23, 2005