プロ野球・東京ヤクルトの高田監督が辞任 成績不振の責任

【2010年5月28日】 毎日新聞によると、プロ野球東京ヤクルトスワローズ高田繁監督(64)が、今年度の成績不振の責任を取って5月26日(UTC+9 以下同)の東北楽天イーグルス戦後に休養を発表し事実上辞任した。

毎日新聞によると、高田氏は一度5月20日にヤクルト球団と会談して続投することを確認。しかし5月26日の一部報道で「辞意を固めた」と報じられたが、「(今シーズンを)まっとうするのも責任の取り方だ」と話していた。しかし、同日の東北楽天戦の敗戦でチームは9連敗。セ・リーグ最下位に低迷していることから、「このままでは(高田氏自身の進退問題で)周囲に迷惑をかけるので、(辞意を)決断した」と話した。

中日スポーツによると、高田氏は2008年から東京ヤクルトの監督に就任。2009年度はレギュラーリーグ3位でクライマックスシリーズ出場権を獲得したが、2010年度は5月26日現在で13勝1引き分け32敗と低迷が続いていた。ヤクルト球団は当面小川淳司ヘッドコーチ(52)が監督代行として指揮を執るとしているが、後任人事については荒木大輔投手コーチ(46)らを中心に人選することになろうとしている。

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