プロ野球・オリックスの小瀬選手がキャンプ地・宮古島で転落死

【2010年2月7日】

在りし日の小瀬選手(GFDL 2008年撮影)

毎日新聞によると、プロ野球オリックスバファローズ小瀬浩之(おぜ・ひろゆき)選手(24歳)が、キャンプを行っている沖縄県宮古島市の宿舎で2月5日(UTC+9 以下同)死亡していたのが見つかった。

毎日新聞によると、2月5日午前11時過ぎ、宿舎のホテルの従業員が2階の屋根で小瀬選手が出血多量で倒れているのを見つけ119番通報。救急隊が駆けつけたがその時には意識不明になっていた。小瀬選手はホテル高層階にある非常階段付近から飛び降りたとみられ、後頭部を激しく損傷し即死の状態だったという。沖縄県警自殺を図ったものと見て詳しく調べを進めている。

産経新聞によると、2月5日はキャンプに入って最初の休日。岡田彰布監督はゴルフに興じていたが、午後1時過ぎに小林晋哉コーチから連絡が入った。その後午後4時過ぎから選手らを集めたミーティングを行い、長村裕之編成部長が今回の事件についての経緯を説明した。選手やコーチらは小瀬選手の突然死に驚きとショックを隠しきれなかったという。

日刊スポーツによると、小瀬選手は2008年に大学社会人選手対象のドラフト3巡目指名を受けてオリックス入団。2009年は78試合で打率0.303をマーク。将来を期待された外野手として注目されていた。

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