プロ野球パ・リーグ、埼玉西武レギュラーシーズン優勝

【2008年9月27日】

西武ドーム(資料)

時事通信によると、プロ野球パ・リーグは9月26日(UTC+9)、埼玉西武ライオンズが4年ぶり16回目(西鉄ライオンズ時代を含めると21回目)のペナントレース(レギュラーシーズン)優勝を決めた。

この日、埼玉西武は札幌ドームでの北海道日本ハム戦に0-2で敗れたものの、マジックの対象チームで、東北楽天イーグルスと対戦(クリネックス宮城球場)したオリックスが1-13で敗れたことによりリーグ戦優勝が決まったものである。

47NEWS(共同通信)によると、埼玉西武は2007年度は5位に低迷して上位3チームを指す「Aクラス」入賞が連続25年で途絶えたが、今年は若手の野手を中心にした活躍で4月6日以後首位を一度も明け渡さなかった。

毎日新聞によると、渡辺久信監督は優勝後のインタビューで「選手たちは今年1年間頑張った。開幕当初は勝てなかったときもあったが、その後は一戦一戦づつ力を付けて強いチームになった。昨年(2007年。ペナントレース5位)の秋から思うとまさかこの位置(ペナントレース優勝)にいるとは思わなかった。辛い練習と汗と涙の結晶で忘れられない優勝」と喜びを語った。

各新聞によると、埼玉西武は10月17日スタートのクライマックスシリーズ・パの2回戦(対1回戦勝ち上がりチームとの6戦4勝制。埼玉西武にはアドバンテージ1勝分が付くため、実質3勝)に優勝すれば、2004年以来の日本シリーズ出場権獲得となる。

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