プロ野球「クライマックスシリーズ」はアドバンテージなし

【2006年12月22日】 読売新聞によると、2007年度から採用する日本プロ野球統一形式の上位3強プレーオフトーナメント「クライマックスシリーズ」のアドバンテージに関して、参加12チーム代表者会議が12月21日行われ、リーグ優勝チームに対するアドバンテージ(1勝分)を両リーグとも2007年は与えないことを決めた。

これに関してはパ・リーグ側がその制度の採用する方針、またセ・リーグ側はそれを採用しない方針で意見が分かれていたが、「新システムを行うに当たって両リーグ歩調をあわせるべきだ」(パ・リーグ理事長の北海道日本ハム・小島武士オーナー代行)という理由からリーグ優勝チームへのアドバンテージは取らないことになった。

また、朝日新聞によると来年のクライマックスシリーズのホームゲーム開催権利は基本的に成績上位のチームの本拠球場を使用することになった。まず1回戦・2位対3位のチームによる対戦は、上位である2位チームの本拠球場で3試合2勝制で行う。その勝者と1位チームによる2回戦は1位チームの本拠球場で5試合3勝制で争う。このシリーズを勝ち抜いたチームが日本シリーズの出場権を得る。なお、リーグ優勝に関しては144試合のレギュラーリーグの勝率1位チームとなる。

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