ブラジルからモンゴルで皆既日食

【2006年3月30日】

皆既日食で見られたコロナ、NASAによる
青い部分が皆既日食の起こった地域。NASAによる

CNNによると、29日、世界各地で皆既日食が観測された。

NASAによれば皆既日食が起きたのは、ブラジル東端から大西洋を渡り、西アフリカコートジボワールガーナトーゴペナンナイジェリアニジェールチャドリビアエジプト、さらに地中海を渡って、トルコグルジアロシアカスピ海北部、カザフスタン、ふたたびロシアモンゴルまでの地域で、およそ午前8時35分から11時47分 (UTC) までの間。長いところで4分程度の皆既日食だった。

ボイス・オブ・アメリカによれば、ガーナのアクラでは、銀行や商店が開店休業状態となり、町の人々が皆既日食を観測した。CNNによれば、トーゴでは当日の半日を休日にした。朝日新聞によれば、リビアのワウアナムスには、皆既日食を見ようと約2,000人が集まった。また、産経新聞によればエジプトのサルームにはホスニー・ムバーラク大統領はじめ7万人が集まった。

ウィキメディア・コモンズ
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