フロッピーディスクの利用率は26.7% - アイシェア調査

【2008年11月20日】

3.5インチフロッピー(CC BY-SA 2.0

ITmediaによると、ネットマーケティングを展開するアイシェアが行った記録メディア意識調査で、フロッピーディスクの利用者は4人に1人の割合でいることが分かった。なお、調査は無料メール転送サービスの「CLUB BBQ」会員423人を対象として、2008年11月5日から7日にかけて実施され、回答者のPC利用歴は10年以上が79%、8年以上10年未満が14.9%、8年未満が6.1%。

Blu-ray Discや小型メモリーカードなど大容量記録メディアの普及が進み、世代交代は加速しているが「普段利用している外部記録媒体」(複数回答)という質問で「3.5インチフロッピー」を挙げた人は26.7%もおり、特に40代では29.5%と高かったという。「フロッピーディスクを知らない」という人は0.9%で、少数派となり67.6%は「今もフロッピーディスクを持っている」と回答している。

利用率最多の記録媒体はCD-R (80.7%)で、2位以下はDVD-R (71.4%)、外付けHDD (60.1%) で、上位3つからかなり下がって、4位に3.5インチフロッピーが入っている。少数ながら5.25インチフロッピーは1.2%、8インチフロッピーは1.0%いることも分かった。

一方で、フロッピーの利用率で最も多いのは「今年は利用していない」 (70.4%) で、「年に数回利用する」 (22.7%) という人が5人に1人程度いる。PC起動用やBIOS更新などのセットアップ用ディスク、小容量データの保存、ソフトのインストールに利用するという回答が多かったという。

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