フィギュアスケート織田選手に出場停止の処分

【2007年8月3日】 中日スポーツによると、日本スケート連盟は酒気帯び運転をして警察に摘発されたフィギュアスケート織田信成選手(関西大学学生 20歳)に対し、国際大会は2007年一杯、また国内大会も10月末までの出場停止等処分を決めた。

連盟は特別強化指定選手の指定も2007年一杯の解除や、アイスショーなども出場禁止とする処分も決めた。出場停止処分が下ったことにより調整遅れや選考基準となる実績を上げる機会を失うことになり、今期の試合は厳しい条件となることが予想される。

ただし2008年3月の世界選手権選考会となる12月の大会へは出場を認められ、11月の西日本選手権でも調整を行うことが出来る形を取られているため国内外での処分が違うというやや中途半端な裁定となっている。これについて日本スケート連盟会長の橋本聖子会長は「もっと重い処分でもいいと思った」としつつ、「年内で1、2戦できるほうが本人のためとなる」という説明している。

日刊スポーツによると、織田選手は7月27日に大阪府高槻市の自宅に戻る際、ミニバイクで酒気帯び運転をしたとして警察に摘発されていた。織田選手はこの件に関し大学を通じて謝罪のコメントを発表している。

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