パールライス秋田・元課長に懲役3年6ヶ月

【2006年2月28日】

秋田魁新報と秋田放送によると、秋田地方裁判所は、を上司の許可を得ずに販売して会社に損害を与えたとして、背任の罪に問われたパールライス秋田の元営業課長(49)に、懲役3年6ヶ月の実刑判決を言い渡した。求刑は4年6ヶ月だった。

この事件は、兵庫県の業者に販売代金が返還されないのを知りながら、6,048万円分(朝日新聞による)の米を上司の指示に反して販売し損害を与えた、というもの。パールライス秋田は全国農業協同組合連合会(全農)の子会社。この無許可販売はの全農秋田県本部のコメの横流し事件の発端となったとされる。裁判長は、『パールライス秋田を解体に追い込むなど、社会的影響は大きい。自己中心的で薄情の余地はない』と理由に挙げた。

この事件では、この他に幹部3名が業務上横領の罪に問われている。

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