パトカー動員の「リアル鬼ごっこ」をした少年4人逮捕

【2008年12月12日】

東京新聞によると、「リアル鬼ごっこ」と称して、警察に偽の事件通報をしたうえでパトカーを動員させて暴走行為を行ったとして、千葉県警木更津警察署は12月11日(UTC+9 以下同)、木更津と市原の両市在住の14歳から17歳の中学・高校生ら4人の少年を逮捕したことを発表した。

容疑者は11月16日未明3時ごろ、「公民館の近くでバイクが走り回りうるさい」とする偽通報を行い、パトカーが到着後、クラクションの合図でスクーター2台に2人ずつが分乗して一斉に逃亡し、信号無視や蛇行運転を行った。しかし、パトカーは5分ほど追跡したがその後彼らを見失ったという。

産経新聞によると、道路交通法違反(共同危険行為)の疑いで逮捕されたのは、市原市の溶接工のA少年(17歳)と、いづれも木更津市の配管工のB少年(15歳)、県立高等学校の1年生のC少年(15歳)、市立中学校2年生のD少年(14歳)の4人。調べに対して容疑を認めており、「(パトカーに)追われるスリルが楽しく、面白半分にやった。前にも数回やった」と話している。


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