バグダードで連続テロ11件、400人以上が死傷

【2005年9月15日】

日本放送協会などによると、イラクのバグダード(バグダッド)の複数の箇所で14日(イラク夏時間、UTC+4)、自爆テロと見られる破壊行為が相次いだ[1]。読売新聞のまとめでは、11件の破壊行為で死者が150人、負傷者が250人となった[2]。いずれもイスラム教スンニ派シーア派に対して起こしたものと見られている。

朝日新聞[3]などによると、バグダード北部のカズミヤ地区(カドミーヤ、カドミヤ)では、14日朝、爆弾を仕掛けた車が爆発し、114人(朝日新聞)ないし115人(読売新聞)が死亡した。この地域はイスラム教シーア派が多く居住している地域で、求職者の多く集まる広場で仕事を持ちかけながら人を集め、爆発したという。カズミヤ地区では8月31日、シーア派モスクへ向かった群集965人(CNN調べ)が死亡する事件が起きた。この事故の原因は、テロへのおそれによるパニックが原因と報道されている。一部では群集への発砲が引き金になったとも報道された。

読売新聞などが、イラク・聖戦アルカーイダ組織が同日、犯行声明を出したと報じた。犯行声明はイラク北部タルアファルでのスンニ派武装勢力に対する米軍とイラク軍の攻撃への報復だとしているという。ロイターによると、タルアファルでは今月10日、両軍合同の掃討作戦が行われた。また読売新聞は、AFP通信からの情報として、同組織のリーダーであるアブー・ムサブ・アル・ザルカウィ容疑者を名乗る人物が、「14日、音声テープをウェブサイト上で流し、イラクのイスラム教シーア派に対する「全面戦争」を宣言した」と報じた[4]

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