ハンガリー首都でデモ、警察隊と衝突
【2006年9月20日】
産経新聞によると、ハンガリーの首都ブダペストで18日夜 (UTC+2) から翌朝にかけて反政府デモがあった。また、19日夜から翌朝にかけても再び反政府デモが行われた。21日には全国規模の学生でも予定されている。
CNNによれば、19日未明にはデモ隊がマジャール・テレビの本部を襲撃し、放火した。デモ隊は警察と衝突、警察は放水でデモ隊を鎮めたが、50人が負傷した。また産経は150人が負傷したと伝えている。
また、19日夜から翌朝にかけてはジュルチャーニ・フェレンツ首相の退陣を求めるデモが行われ、1万人が参加した。
日本経済新聞、朝日新聞によると、きっかけは17日夜に国営ラジオが放送したテープで、5月に録音されたもの。首相が一部の党員に対して、「4年間何もせず、朝から晩までウソをついていた」と発言している。
出典
編集- 『ハンガリーで首相辞任要求 デモ隊、警官隊と衝突』 — 朝日新聞, 2006年9月19日
- 『ハンガリーで大規模デモ、テレビ局襲撃も』 — CNN, 2006年9月19日
- 桜庭薫 『ハンガリー、首相のウソに各地で激しい抗議活動』 — 日本経済新聞, 2006年9月19日
- 黒沢潤 『ハンガリーで再び反政府デモ あす1万人学生デモも』 — 産経新聞, 2006年9月20日