ナイジェリアで石油パイプライン爆発、死者300人近くに

【2006年12月27日】

ナイジェリアの地図、ラゴスは(環境により多少位置がずれる)

ロイターなどによると、ナイジェリアの最大都市ラゴスで現地時間26日(UTC+2)石油パイプラインが爆発し、ナイジェリア赤十字社によれば269人が死亡した。死者は今後さらに増えると見られている。

Playfulsによれば、爆発により60件の家と約50台の車も被害を受けた。また、死者は850人以上との情報もある。爆発があった地区では、25日夜にパイプラインに穴が開けられ、5台の車が約15万リットルの石油を盗んだ後、多数の人々が残った石油を盗んでいたことが分かっている。その後早朝ごろに大規模な爆発があったという。付近の住宅に燃え広がったため、寝ていた住民の多くが死亡した。

ナイジェリアでは数週間前から石油が供給不足となっており、国営石油会社の燃料補給所に長い列ができることがよくあったという。そのため、各地で同様の盗みが行われていたという。

同国はアフリカ最大の産油国であるが、ガソリン軽油などの精製油は輸入に依存している。専門家によれば、ナイジェリアで産出される原油の5%は暴力団などの組織によって盗まれているという。

ナイジェリアでは、今年5月12日にもラゴスに近い漁村でパイプラインが爆発し、200人が死亡している。またPlayfulsによれば、過去10年間に同様の事故によって2,000人が死亡している。

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