テレビ番組の罰ゲーム演出は自粛を BPO指導

【2007年10月26日】

時事通信によると、放送倫理番組向上機構(BPO)の青少年委員会は、日本のテレビ番組で行われている「罰ゲーム」などの暴力的な行為の表現について「青少年の人間観や価値観を形成する上で看過することは出来ない」と、日本のテレビ放送局各局に自粛するよう見解を示したことを明らかにした。

中日新聞によると、「罰ゲームなど、出演者の心身に加えられる暴力や性的表現に視聴者から批判がある」と指摘し、また「青少年の人間観などの根底が侵食される恐れもある」として対応するようにもとめているという。同委員会は2000年にも同じ見解を示したものの、順守されているとはいえないと説明した。時事によると、「時代を追うごとに内容が過激化している」と指摘し、それが繰り返し無視されればメディアの自浄作用も疑わせると説明した。

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