テレビ東京、完全デジタル化をにらみ新局開局構想を明らかに

【2007年6月7日】

テレビ東京本社(資料)

毎日新聞中国新聞河北新報神戸新聞によると、テレビ東京菅谷定彦社長は5月31日会見を行い、同局をキーステーションとするテレビネットワーク・TXNについて、地上デジタル放送に完全移行する2011年以後に宮城県静岡県広島県の新局開設やテレビ大阪京都府兵庫県へのサービスエリア拡大等の受信地域拡大を計画、総務省と交渉していることを明らかにした。

毎日の報道では新局開局に際して費用が30億円から50億円程度かかり、それらの資金や場所などを確保した上で放送免許を申請することを目指しており、また現在は大阪府のみを放送範囲とするテレビ大阪に関しては送信所を移設した上で兵庫県や京都府に放送範囲を広げることも計画している。更に中国・河北は愛知県をサービスエリアとするテレビ愛知の放送範囲を静岡県に広げることも選択肢として挙げているという。

河北と毎日によると、テレビ局の新設は総務省に対して免許申請をした上で、電波監理審議会の審査を踏まえて最終的に開局許可を決めることとしている。TXNは現在全国に6つのテレビ局を構えているが、菅谷社長は「他局の反発が考えられるが、2011年をネットワーク拡大の最後のチャンスと位置づけて、総務省と相談し計画を進める」と明らかにした。

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