テニス・宮尾選手、プロ資格はく奪 大麻所持違反の逮捕により
【2008年11月14日】
産経新聞によると、日本テニス協会は11月13日(UTC+9 以下同じ)に臨時常務理事会と倫理委員会を行い、先日大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された宮尾祥慈(みやお・じょうじ)選手(27歳)に対し、当面の間のプロテニス選手資格はく奪の処分を課す事を決めた。プロ選手の資格はく奪は倫理委員会の罰則で永久追放、除名に次ぐ3番目に重い処分であり、日本テニス協会が公認する大会に出場する事が出来ない。
読売新聞によると、倫理委員会の罰則規定で選手が処分されるのは今回が初めて。日本テニス協会・渡辺康二専務理事は「スポーツ団体として薬物の違法使用を重視した」と説明。また、今回は有罪が確定していない段階であるため、今回の時点では資格はく奪に留めた。
産経新聞の別記事によると、宮尾選手は10月15日午前10時半ごろ、AV女優の倖田梨紗(本名・菊地有紗)容疑者(22歳)の自宅マンションに、乾燥大麻約0.7gを隠し持っていた疑いが持たれ、11月5日、大麻取締法違反の容疑で逮捕されたことを11月8日厚生労働省関東信越更正局から発表された。この際、倖田容疑者も覚醒剤を所持していたため、大麻取締法と覚醒剤取締法(所持)違反の疑いで現行犯逮捕されていた。
出典
編集- MSN産経新聞ニュース 『【拡大大麻汚染】宮尾容疑者を資格剥奪処分 日本テニス協会』 — 産業経済新聞社, 2008年11月13日18時46分
- YOMIURI ONLINE(社会) 『「大麻」宮尾容疑者、プロ資格剥奪…日本テニス協会』 — 読売新聞社, 2008年11月13日20時25分
- MSN産経新聞ニュース 『【拡大大麻汚染】大麻所持でプロテニス選手と元AV女優を逮捕(1)』 — 産業経済新聞社, 2008年11月8日11時44分
- MSN産経新聞ニュース 『【拡大大麻汚染】大麻所持でプロテニス選手と元AV女優を逮捕(2)』 — 産業経済新聞社, 2008年11月8日11時44分