チリの落盤事故 13日から救出作業開始

【2010年10月12日】

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ウィキペディアコピアポ鉱山落盤事故に関する記事があります。

大阪日日新聞によると、チリ北部・コピアポの鉱山で8月5日(UTC-3 以下同)発生した落盤事故で地下約700mに閉じ込められ生き埋めとなった作業員33人の引き揚げ作業を10月13日午前0時00分から開始すると、ゴルボルネ鉱業相が発表した。作業にはチリのピニェラ大統領や隣のボリビアからもモラレス大統領が立ち会うなど、国家総出で行われるという。

朝日新聞によると、これに先駆け閉じ込められた33人を掘り起こすための縦穴をパイプで補強するための作業が10月11日朝までに終わり、地上から90mを補強した。時事通信によると、この工事の後救出用カプセル「フェニックス」を実際に地下におろすテストも行い、成功した。テストでは岩盤などの障害もなく、縦穴内の状況に異常はなかったほか、カーブの部分の問題もないとして「とても期待が持てる」(ゴルボルネ氏)と強調。チリの政府は作業員全員が地上に出てくるまでは救出開始から48時間程度はかかると見ている。

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