タンク破裂で従業員死亡のベアレン醸造所、ビール製造を再開
【2008年3月26日】 読売新聞や岩手日報は、盛岡市にある地ビールブルワリーの株式会社ベアレン醸造所はビールの製造を3月26日から再開することを報じた[1][2]。同社は今年1月にビール貯蔵用タンク(アルミ製)の破裂で従業員の死亡事故が発生し、ビールの製造を休止していた[1][2]。この事故原因について、貯蔵用タンクの強度面に問題があったと同社では推定している[1][2]。
また、岩手日報によると、ビール製造再開についてベアレン醸造所では当面の安全対策が整ったためとしている[2]。また、読売新聞は、事故調査と再発の防止策がまとまったと報じている[1]。
読売新聞や岩手日報によると、再発防止策は、タンクの定期検査やタンクへの圧力計や安全装置の取り付け、作業手順書や安全マニュアルの作成など[1][2]。
また、岩手日報は、死亡した従業員の遺族や再開を待っていた飲食店らの応援するコメントも伝えた[2]。