タクシーが近鉄線路を走行
【2006年5月24日】
23日午後10時40分 (UTC+9) 頃、近鉄吉野線の岡寺駅(奈良県橿原市)で、線路をタクシーが走行した。
朝日新聞によると、タクシーが岡寺駅の北に隣接する踏切を渡っているときに滑って脱輪し、脱出できずにそのまま南に向かって線路を走行し、約70m(共同通信などによると100m)進んで駅のホームの南端で止まった。東京新聞によれば、駅員が異音に気づき、警察に通報した。タクシーには乗客が乗っていた。けが人はなかった。
日本経済新聞によれば、たまたまこの時間には列車が駅に差しかからなかったため、衝突事故などは起こらなかったが、5本の列車が運転を取りやめるなどの影響が出た。タクシーはレッカーで排除した。
橿原署は、タクシー運転手を列車往来妨害の疑いで、現行犯逮捕した。
出典
編集- 『タクシー、踏切から線路に侵入 奈良の近鉄吉野線』 — 朝日新聞, 2006年5月24日
- 共同通信 『タクシーが線路を100M走る、運転手逮捕』 — 日刊スポーツ新聞社, 2006年5月24日
- 共同通信 『線路を走行の運転手逮捕 脱輪、エンジン止まらず』 — 東京新聞, 2006年5月24日
- 共同通信 『タクシー、線路を100メートル走る・奈良で運転手逮捕』 — 日本経済新聞, 2006年5月日