ソフトバンクモバイルに対し通信妨害、業務委託先の元社員を逮捕

【2011年7月9日】

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朝日新聞読売新聞によると、携帯電話会社・ソフトバンクモバイルに対し通信障害を発生させ、関西地域で約7万3,000人(朝日報道による)の通信や通話を妨害したとして、大阪府警7月8日UTC+9)に、同社の業務委託会社元社員・壱崎(いちざき)寿彦容疑者(31歳、鹿児島県鹿屋市在住)を、電子計算機損壊等業務妨害の容疑で逮捕したと発表した。

朝日新聞によると、壱崎容疑者は、「自分1人でやった。大きな被害が出ることは分かっていた」と、容疑を認めているという。

読売新聞によると、通信障害は5月25日に、大阪兵庫京都滋賀奈良近畿2府3県の一部地域において発生し、約7万2,000人(読売報道による)の携帯電話やメールが一時繋がりにくい状態になった。

読売新聞が同府警捜査一課の発表として伝えたところによると、壱崎容疑者は同日未明に、大阪市内の同社事務室内にある通信機器端末のデータを、自らが仕込んでいた不正プログラムで損壊し、同社の2,034か所の基地局からの電波の発信を不可能にした疑いが持たれている。同社が6月に同府警に被害届を提出していた。

朝日新聞によると、壱崎容疑者は、「5月25日は、昔好きだった人の誕生日だった」と話しているという。

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