スーチー氏78歳に 国軍からの解放求め各地で抗議の声

【2023年6月21日】

ミャンマーの民主化指導者で現在は国軍に拘束されているアウンサンスーチー国家顧問が19日、78歳の誕生日を迎えた。

国民民主同盟は同日、スーチー氏が同党の指導者であり、混迷する政情不安の打開には同氏の解放と対話が不可欠であると訴えた。

スーチー氏の次男で英国在住のキム・エアリスは、18日までに6分間の声明を発表した。声明では、「世界でも最も民主的であるはずの日本やインドが、国軍を支援している」と指摘し「失望している」と日本とインドを名指しで批判した。加えて、「母と全ての政治犯を解放し、民主的に選ばれた政府に権力を戻すよう求める」と強調した。

一方、ミャンマーの市民の間ではスーチー氏が愛用する花の髪飾りをつける「フラワー・ストライキ」が行われた。

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