ジャワ島で大規模な土砂崩れと洪水—死傷者多数

【2006年1月5日】

ジャワ島の位置 (GFDL)

インドネシアジャワ島中部で大規模な土砂崩れが、東部で洪水地すべりが発生し、多数の死傷者が出た。

中部ジャワ州バンジャルヌガラ近郊の村では4日未明に、山間部の村落で185戸の民家のうち102戸が土砂に埋まった。現地当局によると、同日夜までに共同通信によれば14人、朝日新聞毎日新聞によれば16人の遺体が発見された。現地警察署長がフランスのAFP通信に語ったところによると、さらに村の人口の3分の1にあたる約200人が生き埋めになっているとみられる。

また東部東ジャワ州ジュンブル近郊で1日夜から2日朝に欠けて発生した洪水と地滑りでは家屋数百軒が押し流され、4日午後までに77人の遺体が発見された。また、100人以上が行方不明となっている。

いずれの被災地も橋や道路が洪水・土砂崩れで流されて大型車や重機が入れない現場が多く、手作業での生存者救出や遺体捜索が難航している。

インドネシアで現在雨期で、特に降水量が多くなる年末から年明けにかけて洪水が多発する。山間部の住宅密集地で土砂崩れの犠牲者が多いのは、木材の違法伐採などによる急速な森林の消失(年間約280万ha)が原因と指摘されている。

日本経済新聞は、5日午後8時に、東ジャワ州の死者が103人、中部ジャワ州の死者が37人になったと伝えた。

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