ジェフ千葉・ナビスコカップ初優勝

【2005年11月9日】 11月5日の各社報道によると、Jリーグの公式戦の一つであるナビスコカップの決勝戦がジェフ千葉ガンバ大阪によって同日、国立競技場東京新宿区)で行われた。試合は、ジェフ千葉がペナルティーキック合戦を制し、優勝を決めた。ジェフ千葉は1993年のJリーグ発足時よりJリーグに加盟しているが、今回のナビスコカップがカップ戦・リーグ戦通じて初の公式戦の優勝となる。

秋田魁新報と読売新聞、スポーツナビによると、前半は一進一退であったが両チーム共に無得点で折り返した。後半はガンバ大阪がゲームを優位に進めたが、後半ロスタイムにジェフ千葉の巻選手がゴール。得点かと思われたが、主審は巻選手のディフェンダーに対するファールがあったとしてこれをノーゴールにした。両チーム無得点のまま全後半45分(合計90分)の試合時間が終了したため、決勝規定により延長戦前後半各15分(合計30分)の延長戦が行われた。しかし延長戦も両チーム共に無得点に終わり全後半90分、延長戦30分、合計120分に渡る攻防の後、勝負はPK戦に移った。

ガンバ大阪の1人目・遠藤選手は、ジェフ・立石選手に止められ失敗した。その後両チームとも全員がゴールを決め、5-4のスコアでジェフ千葉が勝利した。ジェフ千葉は、優勝チーム賞金1億円を獲得した。MVP(最優秀選手)にはジェフ千葉のゴールキーパー(GK)立石選手が、大会中最も優れた若手選手に送られるニューヒーロー賞にはジェフ千葉の阿部選手が選ばれている

試合の総観客数は4万5,039人だった。

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