サルコジ、ロワイヤル両候補で決選投票へ―フランス大統領選
【2007年4月23日】 産経新聞などによると2007年フランス大統領選挙の第1回投票が22日(UTC+2)に行われ、即日開票された。パリ共同=西日本新聞によれば大統領就任には過半数の得票が必要であり、今回の投票ではその要件を満たす人がいなかったため、得票率上位2名の候補の間で決選投票が行われることになった。決選投票に進むことになったのは得票率31.1%のニコラ・サルコジ氏(国民運動連合)と、同じく25.8%ののセゴレーヌ・ロワイヤル氏(社会党)で、いずれも新人。
産経新聞によれば、今回の選挙には12人が立候補。有権者4450万人のうち84.6%が投票した。
また、落選したオリビエ・ブサンスノ氏、マリジョルジュ・ビュフェ氏、アルレット・ラギエ氏、ドミニク・ボワネ氏、ジョゼ・ボゼ氏の5名はいずれも決選投票ではロワイヤル氏を支持すると表明した。
決選投票は5月6日に行われる予定。
投票結果編集
10%以上の票を集めた上位4名を下に示す。
ニコラ・サルコジ氏(国民運動連合)
31.1%セゴレーヌ・ロワイヤル氏(社会党)
25.8%フランソワ・バイル氏(フランス民主連合)
18.5%ジャン=マリー・ル・ペン氏(国民戦線)
10.5%
出典編集
- 山口昌子 『サルコジ、ロワイヤル両候補の一騎打ちに 仏大統領選』, 産経新聞、2007年4月23日。
- パリ共同、井手季彦 『サルコジ氏31% ロワイヤル氏26% 仏大統領選決選投票に 5月6日』, 西日本新聞、2007年4月23日。