サッカーJリーグ、岐阜と熊本のJ2入会を承認

【2007年12月4日】 朝日新聞によるとJリーグは12月3日に行った臨時理事会で、JFL日本フットボールリーグロッソ熊本FC岐阜の2チームのJ2(2部)リーグ入会(事実上の昇格)を承認した。これにより2008年度のJ2は15チーム3回総当り(1チーム辺り年間42試合)を行うことが決まった。

読売新聞によると、今年のJFLで熊本は2位、岐阜は最終戦で3位を確保し、J2入会の順位成績上の条件である4位以内をクリアしていた。鬼武健二チェアマンは「地域活性の拠点になってほしい」と期待しつつ、運営面でのスポンサー確保や経費節減、また岐阜が本拠地とする長良川競技場の照明がJリーグ基準の1500ルクスを下回っていることから早急に改善するよう要望した。

中日新聞によると、FC岐阜の事務所はJ2入りを決めたことを受けて多くのファンが駆けつけて祝った。インタビューに応えた美濃加茂市の35歳の応援団代表者は「地域で愛されるチームを目指し、自分たちも頑張りたい。将来は長良川競技場が一杯になってほしい」と期待を寄せている。また西日本新聞によると、ロッソ熊本の地元熊本市でも市民500人を集めた報告会を行い、池谷友良監督が「皆さんのおかげで次のステージ(J2)にすすむことが出来ました」とスピーチし喜びを分かちあった。同紙のインタビューに応えた宇城市の31歳の会社員は「今年こそはJ2入りという思いが強かったのでホッとした」。また熊本市の28歳の会社員も「懸命な応援でチームが成長できるように支えたい。次の目標はJ1入り」とコメントしている。

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