サッカー・FC岐阜 2010年は長良川球技メドゥを暫定本拠に
【2009年11月20日】
中日新聞、岐阜新聞によると、サッカーJ2リーグのFC岐阜の2010年度の本拠地を岐阜市の長良川球技メドゥに暫定的に移すことが11月17日のJリーグ理事会で承認された。
中日新聞によると、これは、本来の本拠地である長良川競技場が2012年開催の国体「ぎふ清流国体」のメイン会場となる関係で今年12月から向う1年間、改修工事による閉鎖・使用不可となるための処置。
本来J2の本拠地として使う場合は1万人以上収容のスタジアムを使うことが義務付けられる。長良川球技メドゥは3500人収容で規定外であるが、「近くに他の(J2規格の)スタジアムがないことを考慮」(鬼武健二チェアマン)して、特例を認めた。2010年はゴール裏に合計約1400人収容の仮設席を設け、その設置費用5000万円は岐阜県が負担する予定である。岐阜新聞によると、会場周辺に大型モニターを設けて「パブリックビューイング」をすることも計画している。
また中日新聞によれば一部の試合は愛知県一宮市・光明寺球技場でも開催する。なお2011年からは本来の長良川競技場に本拠を復帰する予定。
また岐阜新聞によると、Jリーグ公式戦安定開催基金からFC岐阜が借り受けている5000万円の返済期限が当初の11月末から2010年7月30日までに延期されることがJリーグから承認された。
情報源
編集- 岐阜新聞Web 『FC岐阜への融資金、Jリーグが返済延期を承認』 — 岐阜新聞, 2009年11月18日
- CHUNICHI Web(岐阜 青山直樹) 『FC岐阜、長良川球技メドウにホーム変更』 — 中日新聞, 2009年11月18日