サッカー・横浜FC、足達監督1試合で解任、後任は高木氏
【2006年3月6日】 3月6日の四国新聞、日刊スポーツによると、Jリーグ2部(J2)の横浜FCは、足達勇輔監督を解任し、後任に2006年度からコーチに就任したばかりの高木琢也氏が就任したと発表した。
両紙によると、横浜FCは3月4日に愛媛県松山市で行われたJ2開幕戦の愛媛FC戦で0-1で敗戦したが、坂本寿夫球団副社長は「1試合だけを見て決めたのではない。2005年度のシーズン、そして2006年のキャンプなどを総合的に踏まえた結果、このままの状態ではJ1(Jリーグ1部)に昇格することが難しいと判断した」として足達氏の監督解任を決めたとしている。Jリーグの監督が開幕戦だけで解任されるのはJ1、J2を通して史上初めてのことである。
読売新聞とサンケイスポーツによると、後任の高木氏は1967年・長崎県生まれ。Jリーグではサンフレッチェ広島・ヴェルディ川崎、コンサドーレ札幌でプレーし、J1で191試合出場・64ゴール。サンフレッチェの草創期の主力選手であった。元日本代表選手として、国際試合45試合出場・27ゴールの実績を誇っており、2006年から横浜FCのコーチとして就任したばかりである。
出典
編集- Yomiuri Online 『開幕1試合で…J2横浜Cが足達監督を解任』 — 読売新聞, 2006年3月6日
- 『開幕1試合で監督解任/横浜FC、後任に高木氏』 — 四国新聞, 2006年3月6日
- nikkansports.com 『横浜FC監督に高木氏、開幕1試合で交代』 — 日刊スポーツ, 2006年3月6日
- SANSPO.COM 『横浜FC監督開幕戦1試合だけで解任…J史上最速!』 — サンケイスポーツ, 2006年3月6日