サッカー・川崎フロンターレ我那覇選手 ドーピングで出場停止

【2007年5月9日】 J's GOALによると、サッカーJリーグは5月8日の理事会において川崎フロンターレ我那覇和樹選手に対して、「Jリーグ規約のドーピング禁止規定」に違反したとして6試合の出場停止処分、クラブに対しても制裁金として1000万円を課すことを決めた。

日刊スポーツによると、Jリーグでは2007年から静脈注射を正当な医療行為として行う場合以外は禁止することを決めていたが、我那覇選手はチームドクター側の判断を受けて4月23日ににんにく注射を受けていたという。J's GOALによるとそれが翌24日付一部新聞報道で発表され、それを受けて5月1日にJリーグのドーピングコントロール委員会で関係者に対する聴取をした結果、事実を認めて、同委員会はこれが医療行為ではないとしてドーピング禁止規定違反と判断した。

日刊スポーツによると我那覇選手はこれを受けて4月25日に行われたAFCチャンピオンズリーグ全南戦以後の公式戦4試合に出場しなかったが、Jリーグではこれも出場停止の処分対象として加算し、実質は5月13日のJ1リーグ・ヴァンフォーレ甲府戦まで出場できなくなった。

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